「処方箋の期限が切れてしまいましたが、お薬はもらえますか?」
と患者さんから質問をいただくことがあります。
結論から言うと、
お薬は出せません!!
「じゃぁどうすればいいんですか……」と聞こえてきそうですね。
この記事では、処方箋が切れたときの対処方法をお伝えします!
目次
- 処方箋の期限が切れたらクリニックへ
- 処方箋の有効期限は4日!
- 期限切れ処方箋への薬局としての対応
- 処方箋有効期限が切れる前に薬局へ!
処方箋の期限が切れたらクリニックへ
処方箋の有効期限が切れたら、まずは発行元のクリニック・病院へ連絡してください。
そのうえで、クリニックの指示に従ってください。
クリニックによって期限切れ処方箋への対応は変わる可能性がありますが、再診察、再発行になる場合が多いようです。また、その時は再診療や再発行料などが必要になりますのでご留意ください。
まずは、「期限が切れたらクリニックに相談」と覚えておきましょう。
処方箋の有効期限は4日(発行日を含む)
処方箋の有効期限は、4日です!
しかも、発行日を含めて4日!
なので、例えば、11月1日に処方箋が発行されていれば、11月4日までが有効です。11月5日以降に薬局に持って行ってもお薬はもらえません。
なので、「忙しくて薬局行けなそうだなぁ」となったら、受診の時、医師に相談してみてください。ちゃんとしたが理由があれば、処方箋期限を延長してもらうことも可能です。
また、この時、記入した日付に医師の印鑑が押されているかどうか確認してください。印鑑がない場合は発行元医療機関に確認させていただきます。
期限切れ処方箋への薬局としての対応
それでも薬局に期限切れの処方箋をお持ちいただくことがあります。
が、薬局としては何もすることができません。。。
お持ちいただいても、「発行元にご相談ください」としか言えないのが現状です。
厚生労働省の指導・通達により、電話等で疑義照会して期限延長することはできません。
医師が電話等にて処方箋期限の延長を許可しても、処方箋原本が有効なものでない限り、受け付けることができません。
発行元の医療機関より当薬局にお電話いただいたとしても処方せん期限の延長はできません。
何卒ご理解ください。
処方箋有効期限が切れる前に薬局へ
とはいえ、必要な薬がもらえないのは辛いですよね。。。
必要だから処方されているのにお渡しできずお返しするのは、薬局としても辛いことです。
そんな想いもあり、当薬局は年中ほぼ無休で営業しております!!
営業時間としても、麻布十番界隈の薬局の中で最も長く営業しています。
日曜祝日も営業しているので、特に平日忙しい方からご好評いただいております。
あらかじめご連絡いただければ、あらかじめお薬をご用意し、待ち時間少なくお渡しすることもできます。
処方箋をもらったら、まずはご連絡ください。
公式LINEはこちらから。